100歳以上7万人突破
今日(2019,9,14日)の四国新聞に100歳以上7万人突破という記事が載っていた。女性が88,1%を締めている。1989年は(30年前)は3078人で、30年間で23倍も100歳以上の人が増えている。
30年前の日本の文化と、今の文化と比べてみてもそんなに大差がないように思うのだが、100歳以上の高齢者が23倍にも増えている。ここには何が問題として挙げられるのだろうか?
単に30年前と、今とを比較するのではいけない。30年前も今も続いていてこその23倍であるからだ。それにしても江戸時代は人生50年と言われていた。まるごと自然が残っている江戸時代が人生50年で、現在の女性の平均寿命は87,32歳である。
自然の中で生きた江戸時代の人と、自然が失われて消毒で細菌も少なくなった現代。今でもアフリカの原住民の平均年齢は50歳にも届かないだろう。ここにどのような問題点があるのだろうか?
ここからは私の推理だが、自然の世界は弱肉強食の世界である。強いものが生き残る。そこへゆくと人間は体力こそ他の動物に劣っているものの、知能という面で最高の位置にある。
その知能を駆使すると最強の動物は人間という事になる。その人間も自然界の中では50歳前後しか生きられない。これは一体何が原因なのだろうか?私が推理するには細菌の数と量が圧倒的に自然界には多かったのではないかと思う。
弱肉強食といえども、強烈な細菌もいるだろう。コレラ、チフス、ペスト、赤痢、など分かっているものはもちろんの事、その他にも多種多量の細菌が自然界には充満しているのだと思う。
昔の人間は細菌との戦いで敗れ、人生50年となったのではないだろうか?それに引き換え、現代では農薬、化学薬品、食品添加物、消毒薬、薬、など細菌を撲滅する薬品で溢れかえっている。
トンボ、かえる、メダカ、ドジョウなどが少なくなって嘆いている人も多いのだが、化学薬品は意外と細菌対策という面では効力を発揮しているものと思われる。だからといって、化学薬品を良いとする積りはさらさらないのだ。何故かというと、慢性病や痴ほう症など多くの疾患の原因ともなっている。
現代は化学薬品などに潰される(癌などの慢性病により)人間と、細菌の少ない環境の中で、化学薬品の害を受けずに生活している人達に分けられる。想像では、化学薬品を排除して生活をしている人達が100歳を超えていると思われる。
政府や現代医学では医療の程度が上がったから、寿命が延びていると言っているが、私はそのように思は無い。むしろ医療による薬漬けの人達は、医療によって潰される部類の人間へと選別されているのではないだろうか?
10万人当たりの100歳以上は、1位高知県、2位鹿児島県、3位島根県、4位鳥取県、5位山梨県となっている。地方の辺ぴな所の方に高齢者が多くなっている。これは医療の効果というよりは、むしろ医療から離れた地方が良いという事になる。
人口問題研究所の推計によると、29年には100歳を超える人が18万人を超える見込みだという。細菌の少なくなった現代で、化学薬品の害を受け付けない生活をしている人達は、健康で長生きすることだろう。
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