医学の進歩、なぜ病人が増える?
コレラ、ペスト、チフス、赤痢、など細菌が関係する病気はことごとく殲滅してほとんど影をひそめてしまった。医学の進歩がもたらせた偉大な功績だ。
また、交通事故、救急病人、予防接種、癌の手術、その他の手術、など現代医学ならではの偉業がもてはやされている。
それにもかかわらず、病人は年々増え、医療費は国家予算を食いつぶす勢いだ。医者や看護師が足りず廃業する病院もある。
医学が本当に進歩しているのなら患者は減るはずだ。これだけ進歩している医学のどこに問題があるのか?
細菌の撲滅や手術など現代医学によって見事に立ち直る患者を見て、現代医学のすべてが素晴らし医学だと錯覚している人が余りにも多い。
現代医学にも良い面と、立ち遅れている面がある事を知らなければならない。
最も遅れている面が、身体の中をくまなく走っている、気の経路についての研究は、ほとんど出来ていない。
その為、全く未知の分野が現代医学の中に存在している。その病気に対してはごまかしの治療が幅を利かせている。
高血圧には血圧降下剤、熱には解熱剤、痛みには鎮痛剤、下痢には下痢止め、その他、かなり多くの症状に対して、その場限りの対症療法を施している。
根本的な治療ではなく、その症状を止めるだけの治療だ。これが魔物ですぐに症状が取れるものだから、患者さんも納得する。
ところが病気は慢性化するし、薬の副作用は積み重なって、ある時期になるとボカット、大きな病気となって現れる。
医学が進歩しているのに、患者はどんどん増える仕組みはここにある。現代医学でもそこは分かっている。何とか根本治療を施したいのだが、なにをどうやったらよいのか道に迷っている状態だ。
日本だけではない、全世界的に医療費の増加に苦しんでいる。もろ刃の剣である薬や医療が、人間の内臓を破滅に追い込んで取り返しのつかない重病人を作り出している。
東洋医学の中には経絡という、気の運行による身体、全体をみる医学がある。2,500年も前から、途切れることもなく受け継がれている。
2,500年も続いているという事はそこに何かとてつもない真理があるということだ。現代医学の閉塞感を打破するのは東洋医学であると私は考えている。
ここで東洋医学の持っている全体を診る診断法を偏見をなくして、研究する事が大切になってくる。現代医学の行きづまりを突破するには、ここが一番のポイントになるだろう。
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