臨床例 男性 82歳 尿漏れ(オシッコをちびる)
症状
トイレに行きたくなるとすぐに行かないと、尿を漏らしてしまう。ジャーッと出てしまうのではなく、ズボンの前が少し濡れる程度だが、外見から分かるので、とても困る。
診察
陰茎の筋肉の弱りは虚の反応と診て、対応する下腿内側と上腕内側を比較してどちらの虚が強いかを比較脈診した。前腕内側の虚の反応が強いので、手の陰経である手掌や上腕陰と比較して前腕内側に虚があった。
そこで上腕内側のどの経が一番虚であるか番地を調べる為、手掌の指で比較脈診をして調べたところ、手掌中指先端が虚であった。そこから、前腕内側に飛び治療点は上腕内側3-1Kとなった。
治療
上腕内側3-1Kに印を付け、知熱灸で虚の反応が無くなるまで知熱灸をした。すっかり虚の反応が無くなったので、他の症状の治療に移った。全部の治療後、トイレに行きたいと言うので、どの程度我慢できるか調べる為に、少し我慢して貰った。約30分我慢しても漏れる気配は無くなった。これなら大丈夫という事で治療を終了した。
※臨時休診日はお知らせをご覧ください。
[施術時間]
丸亀本院: AM8:30~12:00/PM2:00~7:00
高松院: AM9:00~12:00/PM2:00~7:00